皆さんこんにちは！留学帯同妻おだちゃんです！
さてこの度我が旦那の冬休みを利用して、12月中旬のアラスカにオーロラ鑑賞の旅に行ってきたので、そのお話をしたいと思います！
メンバーはおだちゃん夫妻と我が旦那の同級生のお友達4人の合計6人で行ってきました！
果たしておだちゃんたち、オーロラを見ることができたのでしょうか！
パート２、３はこちら↓↓
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行先と旅のプラン概要
行先：フェアバンクス（アラスカ州）
今回はオーロラの聖地と言われる、アラスカ州フェアバンクスに行ってきました。
宿泊先は、フェアバンクス市内から車で90分程度の場所にある、チナ温泉リゾートというところです。
ちなみにロサンゼルスからアラスカへはカナダを通り越してはるか北方へ向かう形になります。
アラスカは位置的にほぼロシアですね。
そして今回訪れたフェアバンクスは、アラスカの中央あたりに位置しており、アラスカ州最大の都市アンカレジより約550㎞の場所にあります。
滞在先
今回滞在先にはチナ温泉リゾートを選びました。
こちらはフェアバンクス市内から車で90分くらいの場所に位置しています。
チナ温泉リゾートはその名の通り、温泉のあるリゾートホテルです。
名物はおっきな露天岩風呂です！
（チナ温泉リゾートHPより）
リゾート内では、オーロラ鑑賞ツアー、アイスミュージアム、犬ぞりなど様々なアクティビティを提供しているので、すべてがリゾート内で完結します。
3泊4日旅の概要
オーロラを見たいのであれば3泊くらいすると良い、という話を聞いたので、今回は3泊4日のプランとしました。
ロスからフェアバンクスへは直行便がないので、シアトルまたはアンカレジで乗り換えて向かいます。
【1泊目】
朝～夕方：ロスからフェアバンクス・チナ温泉リゾートへ移動（シアトル経由）
夜：リゾート内ホテルで夕食
夜～夜中：温泉、オーロラ待機
午前中：周辺散策、温泉
午後：オーロラアイスミュージアムツアー（$30）
夜～夜中：オーロラ待機
午前中：ゆっくり
午後：クロスカントリー（$7.5）、ホテルのレストランで昼夕食
夜～夜中：オーロラ鑑賞ツアー（$75）参加
午前中：犬ぞり（$60）、ジオサーマルツアー（無料）
午後：リゾートからロサンゼルスへ移動・帰宅（アンカレジ経由）
かかった費用
費用は夫婦で約$2,800かかりました。
（空港での食事や自宅～空港までのUber込み）
内訳は以下の通り（ざっくりです）
飛行機：$1,200
ホテル代：$500
アクティビティ：$330
食事：$380
お土産：$160
交通費：$260
防寒対策（めっちゃ寒いから必須！）
今回おだちゃんたちが行った12月中旬のフェアバンクスは、吐く息も凍る寒さでした。
気温は-40℃～-20℃程度です。
最高でも氷点下2桁台です。一番寒いときは外に2分といられない寒さでした。
そしてしばらく外にいるとまつげや髪の毛が凍りだします。
そのためしっかり防寒対策をしていくことが大切です。
今回おだちゃんたちが持って行ったのは以下のようなものです。
・セーター
・ダウンジャケット（めっちゃ分厚いやつ）
・帽子
・手袋
・マフラー
・ホッカイロ（カイロは東京セントラルで売ってました）
・ブーツ
・分厚い靴下
・マスク（直接息を吸うと肺が苦しくなるので、マスクをすると楽に呼吸ができます）
これ以外にもリゾートで有料でジャケット、防寒パンツ、スノーブーツなどをレンタルできます。
行かれる場合のアドバイス
①アクティビティ、スパの予約
アクティビティとスパの予約は現地でも行えますが、人気のあるものは予約が埋まってしまうことがあるため、事前にオンライン上で予約をすることをお勧めします。
ちなみにおだちゃんたちは事前予約をしていかなかったため、一部のアクティビティが予定と異なる日程になったり、そもそも予約満員でできなかったりしました。
アクティビティおよびスパの予約は事前に公式サイトのから行うことができます。
アクティビティの予約は公式サイトの「Activity」のタブからシーズンを選択し、好きなアクティビティに進むと予約ができます。
またスパ（マッサージ）の予約はこちらのページから行うことができます。
どちらも予約はその場で完了し、クレジットカードまたはデビットカードを用いた事前決裁が必要です。
また、現地に到着してから予約する場合は
・アクティビティの予約⇒アクティビティセンター
・スパの予約⇒プールハウス（温泉に入るときの受付）
で行うこともできます。
②オーロラ情報のチェック
オーロラが見れるかどうかは、実際にその時になってみないとわかりませんが、事前に予報を見ることができます。
おだちゃんは、以下の二つのサイトを参考にしました。
予報に使用されているKp値というのはオーロラの強さを表す指標で0-9まであります。
数値が高いほどオーロラの活動が活発となります。
4以上で活発となり見れる可能性があがります。
27日予報の方は、毎週月曜に更新されるので、旅行時期が近くなったらちょこちょこ確認してみると良いと思います。
今回おだちゃんたちが行ったときは、予報は結構当たっていた感じがします。
また現地に行ってからは、オーロラ観測アプリを使用しました。
おだちゃんはこちらのアプリを利用しました。
こちらのアプリでは、「30分後にオーロラが見える確率が高くなる」「今見えるかもよ！」といった通知も来るのでとても便利です。
また地図上で磁気嵐の発生状況が見れるので、それも参考になりました。
1日目～フライトと温泉～
フライト
初日はとりあえず移動です。
午前8時頃ロサンゼルス発の飛行機にのります。
行程は以下の通り。
ロス⇒フライト3時間⇒シアトル（乗り継ぎ2時間半）
⇒フライト3時間半⇒フェアバンクス
乗り継ぎ含めて移動は約９時間です。
一旦シアトルで乗り換えてから、フェアバンクス空港に向かいます。
航空会社は時間がちょうどよかったアラスカ航空を利用しました。
ごはんは出ませんが（購入することはできます）、飲み物とちょっとしたお菓子を出してくれます。ちなみにコーヒーはスタバだよ。
また座席モニターはないのですが、自分のタブレットやスマホを利用して、オンデマンドで映画を見ることができます。
結構ラインナップも充実していて、おだちゃんはすっと見たかった「クルエラ」を見ました(*‘∀‘)
アラスカ航空、CAさんも雰囲気が良いし、機内もわりとゆったりしていて、思ったよりも良い感じでした。
失礼ながら過去何度か乗ったアメリカ系の航空会社では、無愛想なCAさんが偉そうに働いている様子しか見たことなかったので、少し拍子抜けしました。
午前11時頃、乗り継ぎのシアトルに到着
シアトル初上陸です。
ここで時間もちょうどいいので腹ごしらえをします。
しばらく和食食べれないよね・・・と思い、すしを食べました。
「将軍コンボ」って何笑
なんやかやしていると、あっという間に搭乗時刻が迫ってきたので、フェアバンクス行きのフライトに乗り込みます。
フェアバンクス到着
午後4時過ぎ、フェアバンクス到着。
降機後飛行機の搭乗口から少し隙間風が入り、早くもアラスカの地の寒さを思い知らされます。
この時期のアラスカの日の入りは午後2時半ころ。おだちゃんたちが到着した頃にはすでにあたりは真っ暗だったのですが、暗い中でも雪が積もっているのは、はっきり見えます。
フェアバンクス空港は田舎の空港感満載で、こじんまりとしてかわいらしい雰囲気の空港でした。
ちなみに空港では6人中3人は電波が入りましたが、T-Mobile系しかつながらない携帯を使っている3人は全く電波が入りませんでした。
（アラスカはT-mobileはカバー率０％だそう・・・）
空港Wi-Fiもありますが、遅すぎてくその役にもたちません。
T-mobileの方は要注意です。
空港に到着後は買い出し組とチェックイン組で二手に分かれます。
買い出し組は空港近くのスーパーで3泊分の水、朝ごはんやおやつ、お酒などを購入します。
オーロラ待ちで長い夜が良そうされるので、おやつやお酒は必須ですね～
また滞在するチナ温泉にはレストランが1か所しかないので、3日間同じものは飽きてしまうだろうということで、ちょっとしたごはんになるものも買います。
ちなみに買い出し組の移動はLyftです。4人だったので若干つかまりづらかったようですが、一応Lyft来てくれました。アラスカでもLyftってあるのですね・・・！
おだちゃん夫婦はチェックイン組だったので、予約しておいたホテルのシャトルに乗って直接ホテルに向かいます。
フェアバンクスの空港は市内から10分ほどの距離の場所にあります。
市内はスーパーや衣料品店、ホームセンターなど一般的なアメリカの都市にあるものは一通りそろっている感じでした。
いざチナ温泉リゾートへ！
そんな都市部から、今回の目的地であるチナ温泉は、車で約1時間30分程度かかります。
都市部を抜け、「Chena Hot Spring Rd」という、チナ温泉リゾートに向かうためにできたかのような名前の、ひたすらなが～～～い一本道を延々と走っていきます。
雪道なので、運転手さん、割と丁寧に運転してくれています。
一本道を走ること約30分で電波が死にます。
運転手さんが、「ここ電波入んないから、エンストとかしたら詰むよ、はっは～」とか言ってました笑
また印象的だったのが、道路沿いに沢山郵便ポストが設置されていたことです。
おそらくメインの道路の脇道を進むと民家があるのかと思うのですが、郵便屋さんがそこまで配達するのが大変なので、メインの道路沿いのポストに投函して、それを各家の住人が取りに来るシステムなのかと思います。
さらの数十分走り続けるとようやくリゾートの入口が見えてきます。
ロッジっぽい雰囲気の建物の前で降ろされます。ここがロビーのある建物です。
降り立つと、空港よりも一段と寒い感じがします。予報は-20℃になっていたので、おそらくそれくらいの気温だったのだと思います。
お部屋紹介
ロビーで6人分、3部屋のチェックインを済ませ、いざ部屋に向かいます。
チェックイン時に温泉パスも一緒に受け取ります。これは温泉に入る際に必要となります。
恐ろしいことに、ロビーと宿泊場所は別の建物になるため、この寒さの中外を移動しなくてはならないのです。
ロビーにはレストラン、お土産屋さんもあるので、こうした施設の利用にも毎回－20℃の試練に耐えなくてはなりません。
そしてこんなに寒いんだから、暖房設備はしっかりしているだろう、と思うでしょう。
寒い中頑張れば、温かい部屋にたどり着けると思うでしょう。
甘いですね。
部屋も寒いんですよ。
上着脱ぐとぶるっと寒気がするくらいの寒さではあります。
多分部屋の温度は20℃はない感じです。
気を取り直してお部屋の紹介です。
今回はFOX ROOMという一番安いツインのお部屋を取りました。
お部屋は20平米程度です。こじんまりとはしていますが、ベッドもダブルベッドでまぁまぁの広さはありますし、風呂・トイレ・洗面台がついているので十分でしょう。
トイレには旦那の水着が干されています。失礼(;^_^A
ベッドサイドのランプがヘラジカモチーフで可愛かった。
ちなみに、無料のWifiにつなぐことができますが、客室からはほぼ通信不可能なくらいの弱さです。
買い出し組と合流＆夕食
そんなこんなしている間に、買い出し組が到着しました。
お迎えに行ってせっせと買ってきてもらったものを運び込みます。
6人分×3日分の食料＆水なので相当の量です。
こんな沢山買ってきて大変だったでしょう・・ありがてぇ。
お部屋には冷蔵庫は無いのですが、窓際が異常に寒いので、冷蔵庫代わりにできます。
（ちなみに窓際ビールは「キンキンに冷えてやがるぜ！！」でした）
お部屋割をして、荷物を運び込んだら夕食です！
最初の夜はせっかくなのでホテルのレストランを利用します。
ホテルのレストランは1か所です。メニューは朝のみ朝食メニューでパンケーキとか食べられます。昼夜は共通メニューでアラスカのシーフードやハンバーガー、ステーキなど一通りそろっています。タイカレーなんて変わり種まであります。
レストランは一か所しかないのにそんなに広くもないので、時間帯によっては大混雑します。
おだちゃんたちもお店に入れるまでに1時間程度待ちました。
さて、今回おだちゃんは、ホタテとサーモンを注文して、我が旦那とシェアしました。
メイン系を注文すると、クラムチャウダーかサラダをサイドとして選択できます。
サイドのサラダだから小さいだろうと思っていたのですが、写真にあるようにがっつり二人前くらいの量のサラダがやってきます。
このサラダは敷地内にあるグリーンハウスで地熱を利用して自家栽培しているそうです。新鮮でおいしいお野菜でした！
またクラムチャウダーも濃厚で大変美味です。
そしてお楽しみのメインです！
サーモンもホタテもアラスカでとれたものです。
身がぷりぷりでとっても美味しいです！味付けもバターが効いていてとてもおいしいです！
そしてしばらく食べれないことを覚悟していた米がついてきます！
長粒米系ですが、海鮮から出たうまみ汁と合ってこれも進んでしまいます。
正直寒さもあり、辺鄙な土地にあるリゾートなのであまりごはんは期待していなかったのですが、びっくりするくらいおいしかったです！
ただ残念だった点としては、お水がびっくりするほどまずいです。
水道管のせいなのか、そうした水質なのか、異常に鉄分を感じます。
飲み物は別に注文することをお勧めします。
温泉
さて腹ごしらえも済んだので、名物の温泉に入ります！
チナ温泉は内湯としてジャグジーとプールがあるほか、外湯に大きな岩風呂があります。
温泉なのですが、これまた驚くべきことに、建物がロビーとも宿泊場所とも別の建物なので、－20℃の試練再びです。宿泊場所からは徒歩1分くらいですが。
さらに恐ろしいことに、外湯に行くまでの間も、10メートルくらいある外廊下を水着姿で疾走しないと岩風呂にたどり着けない仕様になっているのです。
これは心臓弱い人は本当に死んでしまうのではないか、というレベルです。
しかしその試練に耐えると天国が待っています。
岩風呂といってイメージするお風呂よりはるかに大きなお風呂が待ち構えています。
25メートルプールくらいありそうな広さです。
空気はー20℃の異常な寒さなのですが、湯温は40℃弱と適温。
顔は寒いけど体はあったかい。なんだかへんな感じです。
顔から上はかなりの寒さなので、温泉の湯気が凍り、髪の毛やまつげが凍ります。
特に髪の毛は頭からそうめん生えてるみたいに見えるので、みんなでそうめんそうめん言ってました。
温泉に入るときは、暑くてもう無理！！ていうくらい体を温めてから出ないと、あの10mの外廊下を再び走り抜ける力が蓄えられないので、かなり温泉で遊んでから出ました(*‘∀‘)
最後は閉湯の11時になるから出ろっと言われ、しぶしぶ出ました。
※ちなみに外の岩風呂は18歳以上でないと利用できません。
いよいよオーロラ観測
移動、夕飯、温泉、と通常の温泉宿であれば、これであとは部屋でごろりするだけですが、今回はのメインは何といってもオーロラです！
疲れた体に鞭をふるい、オーロラ観測に向かいます！
オーロラ観測の際は、敷地内にあるアクティビティセンターで待機することができます。リゾート内のあかりが多少ありますが、ここからでもオーロラが出ていれば見ることができるようです。
アクティビティセンターはまた別の建物内にあり、宿泊場所からは徒歩1分くらいの場所です。
アクティビティセンターは会議場のようになっており、椅子やテーブルが用意されています。
おだちゃんたちと同様、待機しているグループもちらほら。
このアクティビティセンターの裏口から外に出れるようになっており、オーロラが出現すればそこから観測することができるようになっています。
こちらで酒と肴を手に待機します。
夜の10時～明け方の3時ころまでがオーロラが見やすい時間帯とのことなので、3時ころまで粘りましたが、この日は残念ながら見ることができませんでした。
移動の疲れもあるので、今日はこの辺で宿泊場所に戻っておねんねです。
明日以降果たしてみれるのか・・・そんな不安と期待が入り混じるなか、旅の心地よい疲れとともに眠りにつきます。
続く・・・・
パート２、３はこちら↓↓
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