こんにちは!留学帯同妻おだちゃんです!
さて今回は、旅行中にスピード違反でチケットを切られてしまったので、
その経験をお話します。
罰金は驚愕の金額となりました・・・( ノД`)シクシク…
トラフィックスクール編はこちら↓
hikkoshi-odachan.hatenablog.com
スピード違反の経緯
今回おだちゃんたちは、北カリフォルニアを周遊する旅行の途中、
モノ湖のエリアを走っていました。
とても見晴らしがよく、走っていて爽快な一本道の国道395号線です。
制限速度65マイルの中、100マイル近く出して走っている車もいます。
我が旦那の運転するおだちゃんカーも、ついついスピードを出しすぎて、
気づけば90マイル近くのスピードが出ていました。
その時ふとバックミラーを見ると、赤と青のライトを点灯した警察の車が後ろに見えました。
この車はおだちゃんカーを追っているのかな、そんな風に夫婦でわちゃわちゃ相談しているうちに対応が遅れました。
気づけば、サイレンが鳴らされていて、おだちゃんカーは慌てて道路わきに停車しました。
「警察に停められたときは、絶対車から出てはいけない」
そんなことを聞いたことがあったので、車の中でオフィサーを待ちます。
車の外に出てしまうと、逃走や攻撃などの恐れがあると判断され、銃を突き付けられることもあるそうです・・・!
この時、何かを探るような動きも、武器を探していると思われるので、してはいけません。
オフィサーが来るまではハンドルに両手をかけたまま待ちます。
後ろに停まった車を見ると「Highway Patrol」と書かれた車両でした。
オフィサーが車に近づいてくるので、助手席側の窓を開けます。
「Why were you driving so fast? (なんでそんなに早く走ってたの??)」
そんな風に質問が始まりました。
「I didn't think I was driving that fast. (そんなに早く走っていたつもりはないんだけど・・・)」
我が旦那が答えます。
この時、スピード違反を自覚していた発言をしてはいけないそうです。
(罪を自覚しながら走っていたということで罪が重くなる?)
我が旦那はそれを知らなかったのですが、とっさの答え方が合っていたようです。
更に
「Why didn't you yield right away? I was about to call my boss because I thought you were trying to escape. (なんですぐに停まらなかったんだ?逃げようとしてるのかと思ってもう少しで上司に連絡するところだったぜ。)」
と怒られます。
これも
「Oh, I didn't notice that you were trying to stop my car. (僕の車を停車させようとしているとは思わなかったんです。)」
ととっさに答えていました。後で調べてみたらこれもやはり、「悪いことをしているつもりはなかった」と伝えるのが大事だそうです。
そのままオフィサーに促され、
・ドライバーの運転免許証
・車の登録証
・車の保険証
の三点を提出します。
「ちょっと待っとれ」、と言いのこし、オフィサーは自分の車に帰っていきます。
戻ってきた時、黄色い紙を手渡されます。
チケット切られた、っていうときのチケットってこの黄色い紙のことなんですね(;^_^A
チケットにはどの法律に違反したのか、スピード超過はどの程度だったのか、などの記述があります。
今回おだ家は以下の二つのCalifornia Vehicle Code(カリフォルニア州車両法)に違反してしまいました(;^_^A
22349(A) Exceeding 65mph(スピード違反に関する法律/65mphの超過)
21806(A) Failed to yield(緊急車両に道を譲る法律/道を譲らなかった)
違反時のスピードは
Speed Approx. 86
と記載されていました。
・数週間したらオンラインで違反と罰金についての情報が見れるようになること
・裁判所からお手紙が届くこと
が伝えられます。
最後に質問は無いか聞かれ、その場を後にします。
後々調べたところ、何か不服や文句がある場合も、その場でオフィサーには言わず、後々裁判で申し立てをした方が良いそうです。
オフィサーには悪い印象は残さないことが万が一裁判になった際にも良いようです。
スピード違反後の対応
その後は数週間の間は手紙が届くのを待ちます。
その間、自宅から裁判所のウェブサイトにアクセスしたりして、罰金情報がアップロードされていないか確認しますが、数週間経っても何も更新されません(;^_^A
裁判所からのお手紙
通知をやきもきしながら待っていましたが、スピード違反から約6週間後、裁判所からようやく手紙が届きました。
罰金を払うか申し立てするかしなさいね、というお手紙です。
オプションが全部で7通りあって、#1~#5については、
右側の四角い枠の中に金額が記載されているオプションについて選択が可能となっています。
今回のおだちゃんのケースでは以下の3オプションが該当します。
Option#1
To pay your Ticket (Bail forfeiture) チケットの支払い(保釈金の没収)について
これは普通に違反金を全額支払う場合です。
今回はスピード違反に加えて、緊急車両へ道を譲る違反のダブルパンチで
請求額は$800超え!!
Option#2
Amount Due for Traffic Schoolトラフィックスクールに行く場合の支払額
これは初犯の場合に利用できるオプションで、
トラフィックスクールで交通ルールを受講しなおしたら罰金を少し割引してもらえるオプションです。
総額は$800から$600程度まで減額してもらえました。
Option#4 Trial by Written Declaration (TBD Form TR-205)宣誓供述書による裁判
これは裁判に出廷せずに、一旦罰金を全額支払ってから、書面で申し立てを行う方法です。
指定のフォーマットに出来事の詳細を記入し、証拠とともに裁判所に提出します。
裁判所は書面を受け取ったら、チケットを切ったオフィサーに事実確認をし、申し立てが認められたら罰金が返金される仕組みです。
<参考:Trial by declaration>
この他に、無実を主張する場合は、裁判を行う(Option#6)、期日までに出廷する(Option#7)という選択肢もあります。
おだちゃんたちの選択
今回おだちゃんたちは、申し開きの余地なく違反してしまってたので、
Option#2のトラフィックスクールに行って罰金を割引してもらうオプションを選択することにしました。
ちなみにトラフィックスクールは$20以下でオンラインでの受講ができるので、
合計しても罰金は大幅に減ります。
罰金の支払い方
オプションを選択したら、早速オンラインで罰金の支払いを行います。
今回はモノ裁判所の管轄だったので、モノ裁判所のオンラインサービスのページから支払いました。
①「Pay Traffic Tickets」を選択
②「Case Number」または「Date of Birth&Last Name」を選択して必要事項を記入
「Case Number」は裁判所からのお手紙の右上に書いてありました。
③オプションを選択
④同意書に同意
⑤カードにより支払い
⑥領収証
支払い自体はとても簡単でした。
オンラインでの支払いの他、小切手を郵送する方法もあります。
トラフィックスクール受講
さて無事に罰金を支払ったので、
次はトラフィックスクールの受講です。
受講期限
受講期限はお手紙を受け取ってから概ね2か月です。(手紙が届くのにかかる時間にもよるので概ねです)
お手紙の目立つ個所に「Due Date」と記載されているので、その日付までに受講します。旦那はぎりぎりまで先延ばししていました笑
トラフィックスクールの選択
トラフィックスクールはDMVのウェブサイトに掲載されてます。
掲載されているどの会社でも受けることができます。
「Find a Traffic School」で検索します。
お目当てのスクールがあれば「Business name」から検索できますし、
特に指定が無ければ「Type of Instrucion」から選択するのが良いと思います。
「Classroom」「Internet」「Home Study」の三種類がありますが、受講から試験まですべてオンラインで完結する「Internet」が便利です。
試しに「Internet」で絞り込むと沢山リストが出てきます。
今回おだ家では、エコドライブのウェブサイトに載っていた、完全オンラインの
「iPayless Traffic School」を受講することにしました。
Traffic Schoolは我が旦那が受講したので、その体験談はまた次回お話します(*^^*)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はカリフォルニアでスピード違反したらとんでもねぇ罰金を請求されたお話をしました。
皆さまくれぐれもスピード違反には注意しましょう!!
そして緊急車両には必ず道を譲る、従いましょう!
おだ家も本当に気を付けます・・・・・
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