こんにちは!留学帯同妻おだちゃんです!
さて、今回はアメリカに行くにあたり、現地で使用する携帯電話についてお話したいと思います。いろいろ方法が考えられるかと思いますが、本記事ではアメリカの大手携帯キャリアのプランを比較したいと思います。
かなり細かく比較しているので、必要な部分だけ見て他は流し見してくださいね(*´▽`*)
ちなみに結論として、おだちゃん家では
→我が旦那はイエローモバイルさくっとSIMの50GBプラン
→おだちゃんは楽天モバイル+Freetoneアプリで現地の番号ゲット
という方法を取ることにしました。
携帯プランの検討
まず携帯のプランの検討にあたり、大きく分けて
①アメリカで現地の携帯キャリアのプランを契約
②日本にいる間にプランを契約してから渡米
③日本で利用している携帯プランをそのまま利用する(ソフトバンク、楽天モバイル)
の3パターンが考えられると思います。
今回は①アメリカで現地のプランを契約する場合のプランの紹介をしたいと思います。
アメリカで現地の携帯プランの契約
アメリカの携帯キャリア
現地で携帯電話の契約をする場合、アメリカの大手携帯会社を選択するのであれば以下のような選択肢があると思います。
〇AT&T
〇T-Mobile
〇Verizon
またこれ以外にもアメリカ国内にはMVNO(基地局や設備を持たず携帯電話のサービスを提供する会社)が多く存在します。こうした業者の方が価格帯が低めに抑えられる傾向にありますが、設備を借りて運営しているため、場合によっては電波が少し弱い可能性があります。
アメリカで携帯プランを契約する留意点
現地プランを契約する際の留意点として、通常の契約プラン(ポストペイドプラン)を契約する場合、一定のクレジットヒストリーが必要だったり、社会保障番号(Social Security Number: SSN)を要求される可能性が高いです。留学生だと渡米直後はクレジットヒストリーが無い場合がほとんどだと思います。また、SSNを持っていない、またはそもそも取得する権利がなかったりするので、これを提示できない場合は、$500~$1000程度のデポジットを要求されることがあるようです。
携帯会社によってはプリペイドのプランを提供していて、こちらを利用すればSSNおよびデポジットの支払いが不要となります。ただしプリペイドのプランは、利用できるサービスに一部制限があったり、通常の契約プラン(ポストペイドプラン)より割高になる傾向があります。
また、当然渡米後に契約をすることとなるので、渡米直後に携帯電話が使用できない、という難点があります。
さて、以上のことを念頭に置き、ここでは大手三社のプランと通信エリアを比較していきたいと思います。
AT&Tは正式名称AT&Tモビリティ (AT&T Mobility LLC)で、AT&T Inc.の完全子会社で、2021年現在加入者数全米第三位(9780万人)の携帯キャリアです。本部はジョージア州にあります。
【AT&Tの通信エリアマップ】
こちらがAT&Tの通信エリアマップ(全米)です。
青いところが通信可能エリア、白が通信できないエリアです。
一部の国立公園や湖などを除いて幅広くカバーされています。また、メキシコ、カナダの一部エリアもカバーされています。
こちらはおだちゃんの暮らすカリフォルニア南部の通信エリアマップです。
ほとんどの場所で通信可能ですが、やはり一部国立公園などは電波が無くなるようです。
【AT&Tの通常契約(ポストペイド)プラン】
AT&Tには4プランあって、通話・テキストは無制限で、データが無制限かどうかで料金が変わってきます。
また、日本を含む海外230か国へのテキスト無制限、メキシコ・カナダでの利用も無制限となっています。
また、ファミリー割引が適用され、回線が多くなるほど値段は下がっていきます。
データ量によって柔軟にプランを選択したい、メキシコ・カナダでの利用を考えている方はAT&Tのプランがおすすめです。
プラン名 |
4GB Plan |
Unlimited Starter |
Unlimited Extra |
Unlimited Elite |
料金($)(1回線) |
50 |
65 |
75 |
85 |
料金($)(2回線) |
45 |
60 |
65 |
75 |
料金($)(3回線) |
40 |
45 |
50 |
60 |
料金($)(4回線) |
40 |
35 |
40 |
50 |
料金($)(5回線) |
40 |
30 |
35 |
45 |
5G |
× |
〇 |
〇 |
〇 |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
データ |
4GB |
無制限 ただし回線混雑時には低速化 |
ただし50GB以降回線混雑時には低速化 |
無制限 |
テザリング |
利用可 |
- |
15GB |
40GB |
メキシコ・カナダでの通話、テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでのデータ |
データは米国内との合計で4GB ただし2Gの速度適用の可能性あり |
無制限 ただし2Gの速度適用の可能性あり |
無制限 ただし2Gの速度適用の可能性あり |
無制限 ただし2Gの速度適用の可能性あり |
海外230か国以上(日本込)へのテキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
(税・手数料別)
※2021年10月末時点
(参考)Wireless Plans, Phone Plans, Family Plans - AT&T
プリペイドのプランも米国内での通話・テキストは基本すべてのプランでついています。
ただし通常の契約プランと比較するとデータ量が少なく、メキシコ・カナダでの利用に少し制限のあるプランが多いようです。また5Gが利用できるプランも限られています。
$25~と比較的安価なプランがあるので、外で沢山データを利用しない人、5Gとか別に要らないかな、という方はプリペイドでも良いかもしれません。またプリペイドのプランは契約回線数に関わらず値段は同じです。
料金($) |
25 |
30 |
40 |
50 |
60 |
5G |
× |
× |
× |
× |
〇 |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
データ |
8GB 以降128Kbps まで低下 |
5GB 以降128Kbps まで低下 |
15GB 以降128Kbps まで低下 |
無制限 ただし回線混雑時には低速化 |
22GB 以降回線混雑時には低速化 |
テザリング |
上記データの範囲内で利用可 |
上記データの範囲内で利用可 |
上記データの範囲内で利用可 |
低速での利用 または5GB/$10の追加購入 |
10GB 以降低速化 |
メキシコ・カナダでの通話、テキスト |
無制限 |
利用都度支払い |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでのデータ |
米国内との合計で8GB ただし2Gの速度適用の可能性あり |
利用都度支払い |
米国内との合計で15GB ただし2Gの速度適用の可能性あり |
利用可 ただし2Gの速度適用の可能性あり |
米国内との合計で22GB ただし2Gの速度適用の可能性あり |
海外230か国以上(日本込)へのテキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
残データの繰り越し |
〇 |
〇 |
〇 |
× |
× |
補足 |
12か月契約 $300を事前に一括支払い |
- |
- |
自動引き落とししない場合は$65 |
自動引き落とししない場合は$75 |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
(参考)Prepaid Phone Plans, including Unlimited I AT&T PREPAID
T-Mobileはドイツ・ボンに本社を置く、ドイツテレコムの子会社です。アメリカ以外でもヨーロッパ域内で通信サービスを提供しています。2021年現在加入者数全米第二位(1億480万人)の携帯キャリアです。
こちらがT-Mobileの通信エリアマップ(全米)になります。
ピンクが通信可能エリア、白が通信できないエリアです。AT&Tと比較すると、少し西側に白いエリアが目立つ感じでしょうか。
こちらがカリフォルニア南部の通信エリアマップです。
沿岸部と内陸の国立公園などあるあたりで白が目立つ感じですね。アメリカに住んでいる友人に聞いたところ、T-mobileは少し電波が弱いそうですが、都市部ではおおむね問題なさそうです。
【T-Mobileの通常契約(ポストペイド)プラン】
こちらがT-Mobileの通常契約プランをまとめたものになります。
国内およびメキシコ・カナダ内での通話とテキストは無制限でついてきて、データ量と契約回線数によって値段が変わります。すべて5G対応です。また、契約回線数が増えるほど割引されていきます。
また低速ではありますが、Magenta以上のプランでは海外でのデータ利用がついてきます。そして契約回線数によってNetflixのサブスクリプションもついてくるのが特徴です。
そこそこ大容量のデータ通信が可能で、Netflixを利用している、海外での利用を考えているという方はT-mobileのプランがおすすめです。
プラン名 |
Essentials |
Magenta |
Magenta MAX |
料金($)(1回線) |
60 |
70 |
85 |
料金($)(2回線) |
45 |
60 |
70 |
料金($)(3回線) |
30 |
40 |
47 |
料金($)(4回線) |
27 |
35 |
43 |
料金($)(5回線) |
24 |
32 |
40 |
5G |
〇 |
〇 |
〇 |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
データ |
50GB |
100GB |
無制限 |
テザリング |
無制限 ただし3G速度 |
5GBまで高速 以降無制限で3G速度 |
40GBまで高速 以降無制限で3G速度 |
メキシコ・カナダでの通話、テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでのデータ |
無制限 ただし2G速度 |
5GBまで4GLTE 以降無制限で2G速度 |
5GBまで4GLTE 以降無制限で2G速度 |
海外210か国以上(日本込)でのデータ |
× |
無制限 ただし128kbps |
無制限 ただし256kbps |
海外210か国以上(日本込)へのテキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
補足 |
- |
2回線以上契約で NetflixBasic込 |
1回線で Netflix Basic 2回線以上で Netflix Standard |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
(参考)Compare Our Best Cell Phone Plans & Deals for the Family | T-Mobile
こちらがT-Mobileのプリペイドのプランになります。
通話とテキストは無制限で、データ量、テザリングの容量によって値段が変わります。
5Gには非対応ですが、5Gデータの追加購入は可能です。(T-Mobile公式参照)
海外での利用はオプションプランへの加入により可能となります。また契約回線数が多いほど値段は安くなります。
海外利用をあまり考えておらず、複数回線の契約を考えている方はT-Mobileのプリペイドも良いかと思います。
料金($)(1回線) |
40 |
50 |
60 |
料金($)(2回線) |
35 |
40 |
45 |
料金($)(3回線) |
33.3 |
36.7 |
40 |
料金($)(4回線) |
32.5 |
35 |
37.5 |
料金($)(5回線) |
32 |
34 |
36 |
5G |
× |
× |
× |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
データ |
10GB |
無制限 |
無制限 |
テザリング |
10GBに含まれる |
無制限 ただし3G速度 |
10GBまで4GLTE 以降3G速度 |
メキシコ・カナダでの通話、テキスト、データ(5GBまで4G) |
オプションプラン(+$5) |
オプションプラン(+$5) |
オプションプラン(+$5) |
海外への通話 |
オプションプラン(+$15) |
オプションプラン(+$15) |
オプションプラン(+$15) |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
(参考)https://prepaid.t-mobile.com/prepaid-plans
〇Verizon
Verizonは正式名称Verizon WirelessでVerizonコミュニケーションズの完全子会社です。2021年現在加入者数全米第一位(1億2130万人)の携帯キャリアです。本社はニュージャージー州にあります。
【Verizonの通信エリアマップ】
こちらはVerzonの全米の通信エリアマップになります。
赤色が通信可能エリア、白が通信できないエリアです。
全米を広くカバーしていますが、西部の国立公園などのエリアでは白い部分が目立ちます。
また、こちらはカリフォルニア南部の通信エリアマップです。
白いエリアがちらほらありますが、ロサンゼルス周辺の都市部はしっかりカバーされています。
【Verizonの通常契約(ポストペイド)プラン】
Verizonのプランではすべて通話とテキストは他と同様無制限となりますが、特徴として、すべてのプランでデータも無制限となるところです。(ただし混雑時は低速化する場合もあります)また、メキシコ・カナダでの利用も、通話・テキストは無制限、データも一日0.5GBまでは高速で通信できます。
また、disney+、Hulu、Apple Music等のサブスクリプションが一定期間または契約期間中付随している点も特徴です。
データを無制限で利用したい、サブスクリプションがついているプランが良い、という方はVerizonが良いかと思います。
プラン名 |
Start Unlimited |
Play More Unlimited |
Do More Unlimited |
Get More Unlimited |
料金($)(1回線) |
70 |
80 |
80 |
90 |
料金($)(2回線) |
60 |
70 |
70 |
80 |
料金($)(3回線) |
45 |
55 |
55 |
65 |
料金($)(4回線) |
35 |
45 |
45 |
55 |
料金($)(5回線) |
30 |
40 |
40 |
50 |
5G |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
データ |
無制限 ただし混雑時には低速化 |
無制限 50GBまで高速、以降混雑時には低速化 |
無制限 50GBまで高速、以降混雑時には低速化 |
無制限 50GBまで高速、以降混雑時には低速化 |
テザリング |
- |
15GBまで5G/4GLTE 以降600Kbps |
15GBまで5G/4GLTE 以降600Kbps |
30GBまで5G/4GLTE 以降600Kbps |
メキシコ・カナダでの通話、テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでのデータ |
無制限 0.5GB/日を超過後は2G速度 |
無制限 0.5GB/日を超過後は2G速度 |
無制限 0.5GB/日を超過後は2G速度 |
無制限 0.5GB/日を超過後は2G速度 |
海外210か国以上(日本込)へのテキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
ストリーミングサービス等 |
・ディズニー+ ・discovery+ ・Apple Arcade ・Google Play Pass ・Apple Music 6か月無料 |
・ディズニー+ ・Hulu ・ESPN+ 契約期間中無料 ・discovery+ ・Apple Arcade ・Google Play Pass 12か月無料 ・Apple Music 6か月無料 |
・ディズニー+ ・discovery+ ・Apple Arcade ・Google Play Pass ・Apple Music 6か月無料 |
・ディズニー+ ・Hulu ・ESPN+ ・Apple Music 契約期間中無料 ・discovery+ ・Apple Arcade ・Google Play Pass 12か月無料 |
その他 |
- |
- |
・600GBクラウドストレージ ・connected device plan50%割引(タブレット、スマートウォッチ用プラン) |
・600GBクラウドストレージ ・connected device plan50%割引(タブレット、スマートウォッチ用プラン) |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
(参考)Verizon Unlimited Data Plans for Talk & Text, Now with 5G
【Verizonのプリペイドプラン】
Verizonのプリペイドプランは、通話・テキストは無制限で、データ量によって値段が変わります。
また、契約回線数による割引はありませんが、契約期間が長くなると$5~$15程度値段が安くなります。
またメキシコ・カナダでのデータ利用は無制限、または一日$5で利用が無制限となります。
プラン名 |
Text&Talk |
5GB |
15GB |
Unlimited |
Unlimited Plus |
料金($)(初月) |
35 |
40 |
50 |
65 |
75 |
料金($)(3か月以降) |
30 |
30 |
40 |
55 |
65 |
料金($)(9か月以降) |
30 |
25 |
35 |
50 |
60 |
5G |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
データ |
通話、テキストのみ利用可 データ利用時は2G速度 |
5GB |
15GB |
無制限 |
無制限 5G Ultra Wideband込 |
テザリング |
- |
〇 |
〇 |
〇 +$5/月で10GBまで5G/4GLTE 以降600Kbps |
〇 5G Ultra Wideband提供エリアでは無制限 それ以外では10GBまで5G/4GLTE 以降600Kbps |
メキシコ・カナダでの通話、テキスト |
$5/日 で無制限 |
$5/日 で無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでのデータ |
$5/日 で無制限 |
$5/日 で無制限 |
$5/日 で無制限 |
無制限 |
無制限 |
海外200か国以上(日本込)へのテキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
補足 |
3か月、9か月以降の割引料金は自動引き落とし割引$5込みの値段 |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
(参考)Prepaid Phone Plans | Unlimited, Data, & More | Verizon
各社の比較
沢山プランがあって少しわかりづらいと思うので、ここですべての携帯キャリアの内容をざっくりまとめて比較してみたいと思います。
【通常契約(ポストペイド)プランの比較】
通常契約プランにおいては、全ての携帯キャリアで米国内での通話&テキストは無制限でついてくるので、付帯してくるサブスクリプションの内容、お住まいのエリアでの電波の強さ、利用するデータ量に応じた料金等を比較して最も適切なプランを選択するのが良いかと思います。
金額的にはVerizonが少々高額な印象です。
キャリア |
AT&T |
T-Mobile |
Verizon |
特徴 |
比較的安価($50)な4GBデータプランあり |
契約回線数によりNetflixがついてくる |
Disney+,Hulu,Applu Music等のサブスクリプション付き |
値段(1回線) |
$50/$65/$75
/$85
|
$60/$70/$85 |
$70/$80/$90 |
データ |
4GB/制限付無限/50GB
/無制限
|
50GB,/100GB/無制限プラン |
制限付無制限/50GB/無制限 |
5G |
4GBプラン以外利用可 |
〇 |
〇 |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでの通話・テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでのデータ |
無制限(4GBプラン以外) ただし2G速度の適用あり |
無制限 ただし一定容量以降低速化 |
0.5GB/日まで高速 以降低速化 |
海外へのテキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
海外でのデータ |
× |
低速で無制限 |
× |
契約回線数による割引 |
〇 |
〇 |
〇 |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
【通常契約プラン(データ50GB)の比較】
よく契約されるプランとして50GBプランがあるので、各社の50GBプランを比較してみたいと思います。
50GBプランであればT-Mobileが値段は一番安いです。ただしテザリングが3G速度なので、よくテザリングを利用する方は他を検討した方がよいかもしれません。
またすべてのキャリアでメキシコ・カナダでも利用が可能ですが、Verizonのみ一日0.5GBまで高速の通信が保証されています。
キャリア |
AT&T |
T-Mobile |
Verizon |
プラン名 |
Unlimited Extra |
Essentials |
Play More Unlimited/Do More Unlimited |
値段(1回線) |
75 |
60 |
80 |
5G |
〇 |
〇 |
〇 |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
テザリング |
15GB |
無制限 ただし3G速度 |
15GBまで5G/4GLTE 以降600Kbps |
メキシコ・カナダでの通話、テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでのデータ |
無制限 ただし2Gの速度適用の可能性あり |
無制限 ただし2G速度 |
無制限 0.5GB/日を超過後は2G速度 |
海外(日本込)へのテキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
補足 |
- |
- |
Disney+、Hulu等のサブスクリプションが一定期間付随 |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
【通常契約(ポストペイド)プラン(データ無制限)の比較】
続いてデータ無制限プランですが、Verizonは混雑時に低速化しない無制限プランが無いので、AT&TとT-Mobileで比較をします。
値段は両社とも同一の$85で、テザリング40GBまで、メキシコ・カナダでの通話・テキストも無制限、とほぼ同一の内容です。
T-MobileのみNetflixのサブスクリプションが付帯しているのと、メキシコ・カナダでのデータ利用が5GBまで4GLTEが保証されている点が有利な点となっています。
キャリア |
AT&T |
T-Mobile |
Verizon |
プラン名 |
Unlimited Elite |
Magenta MAX |
混雑時に低速化しない無制限プランなし |
値段(1回線) |
85 |
85 |
- |
5G |
〇 |
〇 |
- |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
- |
テザリング |
40GB |
40GBまで高速 以降無制限で3G速度 |
- |
メキシコ・カナダでの通話、テキスト |
無制限 |
無制限 |
- |
メキシコ・カナダでのデータ |
無制限 ただし2Gの速度適用の可能性あり |
5GBまで4GLTE 以降無制限で2G速度 |
- |
海外(日本込)へのテキスト |
無制限 |
無制限 |
- |
補足 |
- |
1回線で Netflix Basic 2回線以上で Netflix Standard |
- |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
プリペイドプランでは、米国内での通話・テキストは全てのプランで無制限です。
AT&Tが若干料金の安いプランが用意されていますが、T-MobileやVerizonでは契約回線数や契約期間による割引が適用されるので、場合によってはこちらの方が安くなるかと思います。
キャリア |
AT&T |
T-Mobile |
Verizon |
特徴 |
$25~のデータ容量少の安価なプランあり |
契約回線数による割引あり |
契約期間による割引あり 通話&テキスト利用のみプランあり |
値段(1回線) |
$25(1年分一括払)
/$30/$40/$65
/$75
|
$40/$50
/$60
|
$35/$40/$50
/$65/$75
|
データ |
8GB
/5GB/15GB/制限付無制限
/22GB以降制限付無制限
|
10GB/無制限
/無制限(10GB HotSpot付)
|
データなし/5GB/15GB
/無制限/無制限(5G通信Hot Spot付)
|
5G |
$60プラン以外利用不可 |
追加オプションにより可 |
利用可 |
通話&テキスト |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
メキシコ・カナダでの通話・テキスト |
$30プランは都度支払い それ以外は無制限 |
オプション追加により可 |
無制限、または$5/日で無制限 |
メキシコ・カナダでのデータ |
$30プランは都度支払い それ以外はプランのデータ容量の範囲内で利用可 |
オプション追加により可 |
無制限、または$5/日で無制限 |
海外へのテキスト |
無制限 |
都度支払い |
無制限 |
(税・手数料別)
※2021年10月時点
まとめ
さて、今回はアメリカの大手キャリアのエリアマップ、通常契約(ポストペイド)プランとプリペイドプランの比較を行いました。
クレジットヒストリーやSSN(社会保障番号)の有無、お住まいのエリアでの電波の強さ、データの使い方や海外利用の有無等によって最適なプランは変わってくると思うので、ご自身に合ったキャリアとプランを検討してみてくださいね~
さて今回の記事はかなりマニアックになってしまったので、次の記事では日本からプランを契約してから渡米する場合のオプションについて実体験に基づいてご紹介をしたいと思います(*´ω`)
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