アメリカで携帯電話どうするか問題③~日本のキャリアのプランをそのまま利用+アプリでアメリカ番号GET~
こんにちは!留学帯同妻おだちゃんです!
前回までの記事では、アメリカの携帯キャリアのプランの比較、アメリカで利用できる携帯プランを提供しているサービスの比較を行いました。
hikkoshi-odachan.hatenablog.com
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今回はおだちゃん家が取っている方法
→我が旦那はイエローモバイルさくっとSIMの50GBプラン
→おだちゃんは楽天モバイル+Freetoneアプリで現地の番号ゲット
のうち、おだちゃんの方法についてご紹介します。
日本で利用している携帯プランをそのまま利用する
日本のキャリアの中には、そのまま海外で利用できるプランを提供している会社があります。ソフトバンクと楽天モバイルが該当するので簡単に紹介します。
これは一番簡単な方法ですが、回線の安定度に不安がある点とアメリカ国内の電話番号を入手できない、という点からメインの方法としてはあまりお勧めしません。
ただし、アメリカの電話番号はアプリで入手ができるので、おだちゃんは今のところそれで乗り切っています。それについても後程少しご紹介しますね。
おだちゃんは我が旦那がイエローモバイルさくっとSIMを日本から契約していて、大体旦那と行動するだろう、と思っていたのでもともと利用していた楽天モバイルをそのまま利用し続けることにしました。何か不便があればアメリカで現地の携帯会社と契約すればいいや、と思っていましたが、いまのところそこまで不便はしていません。
〇ソフトバンクの場合
ソフトバンクはアメリカ国内で利用する場合、「アメリカ放題」というプランがあります。これはソフトバンクでプランを契約していると無料で利用可能で、アメリカ国内での通話・テキスト・データが無制限で利用できるのです。
日本との通話・テキストのやり取りも無制限で行えます。
アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)のSprint(2021年12月に提供終了)、AT&T、T-Mobile、Union、CLARO PUERTO RICOの回線が利用できます。
日本での番号をそのまま維持できるのも利点です。
回線についても、はじめは不安定だったけど後々安定してきた、という声もききました。
ただし、アメリカの電話番号は入手できないので、少し不便かと思います。
〇楽天モバイルの場合
楽天モバイルも海外でそのまま利用が可能です。申し込みも特に必要はありません。ただし1か月あたり2GBまでの通信で、通話・テキストは有料となります。データが足りなくなった場合は、1GBあたり500円で追加購入が可能です。
また、アメリカだけではなく、カナダ・メキシコ含め、世界中の対象国で利用できるので、アメリカからさらに海外旅行した際などにも使用できるのも良い点です。
また、楽天Linkのアプリを利用すれば、日本への通話、テキスト(SMS)も無制限でできます。
おだちゃんは渡米前に楽天モバイルの1年無料キャンペーンで乗り換えをしたばかりだったので、まぁ無料でアメリカで使えるならそのまま使おう、と思いそのまま携帯をもってきました。
渡米後は問題なく通信できていますが、海辺や屋内など電波が少し弱いな、と感じる場面がちょこちょこあります。また2GBだとちょっと足りない時があるので、たまに追加購入をしています。
またアメリカの電話番号は入手できません。
※追記:楽天モバイル、1GBまでは無料というプランを従来採用していたのですが、2022年7月以降こちらのプランが撤廃になるようです。
アプリでアメリカの電話番号を入手する方法
日本の携帯をそのまま使用する場合、アメリカの電話番号は入手できません。
ただし、アメリカの電話番号を入手できるアプリはいくつかあるので、今回はおだちゃん的に候補にあがった「text Plus」と「Freetone」というアプリをご紹介します。
ちなみにおだちゃんは「Freetone」を使っています。
ざっくり両アプリを比較するとこんな感じです↓
番号入手料金 | 番号維持手数料 | 通話料(米国内) | 通話料(日本) | テキスト | |
---|---|---|---|---|---|
TextPlus | 無料※ | $1.99/年 | 2¢/分 | 6¢/分 | 無料 |
FreeTone | ¥2190/年 | 2.2円/分 | 4.4円/分 | 無料 |
※1週間に1回以上テキストまたは通話を行う必要あり。番号維持手数料を払えば不要。
〇text Plus
こちらは無料で電話番号を入手できるアプリです。
ただし、週に1回テキスト、または通話をしないと番号が維持できません。
番号を維持するために別途プランを購入することも可能です。
アプリをダウンロードして会員登録を行うと利用できるようになります。
【番号入手方法(Android版)】
①「Tap to get your free textPlus number」をタップします
②「Select your State」で希望の州を、「select your area code」で希望の市外局番を選択します。
③「GET A CUSTOM NUMBER」をクリックすると番号が割り振られます
番号をゲットするとウェルカムメッセージが届きます。
「週に1回以上テキスト、または通話しないと番号なくなりますよ~」と書いてあります。
こちらのアプリ、アメリカ国内通話はもちろんのこと、国際通話も可能です。
レートはこんな感じです。
アメリカ国内→2¢/分
日本→6¢/分
通話はクレジットを購入することで可能となります。
テキストや通話をするたびに広告がでかでかと表示されるので、こちらを消すこともできます。
その場合は1か月あたり$0.99となります。
また、1週間に1回通話かテキストを忘れそう、という方は1年間$1.99で番号を保持するプランを購入することができます。
〇Freetone
Freetoneは有料で番号を購入することのできるアプリです。
アメリカだけでなく世界中の様々な国の番号を入手できます。
番号の保持には1年あたり¥2190かかります。
アプリの登録はGoogleアカウントやFacebookアカウントで行うことができます。
【番号入手方法(Android版)】
①アプリ画面右下の「Numbers」のタブの画面を開き、「+」をクリック
②番号を入手したい国を選択
③州の名前または希望の市外局番を選択
④番号の候補が5つほど提示されるので好きなものを選択
⑤15分以内にプランを購入
うたい文句に「Free calls&texts to any US number」と書いてありますが、実際には通話にクレジットがかかります。FreeToneの番号同士であれば無料で通話ができるようですが、あまりそのようなシチュエーションはないかと思います。
クレジットは100クレジット/220円~購入できます。
通話料は
アメリカ国内→1クレジット/分(約2.2円)
日本→2クレジット/分(約4.4円)
アメリカ国内の通話はTextPlusとほぼ同額ですが、日本への通話は若干安いです。
おだちゃんはアプリをダウンロードして、初めてマンスリープランを購入したところ50クレジット分ついてきました。
入手した番号で登録してしまった手続きもあり、クレジットも余っていたので、そのままFreeToneを使い続けていますが、ランニングコストはTextPlusの方が安かったかな、と少し後悔しています。
FreeToneは利用頻度の規定などは特にありません。好きな時に使えばオッケーです。
画面は結構広告に占拠されていて(↓)若干使いづらいですが、まぁなんとかなっています。
楽天モバイル+FreeToneを利用している感想
まず楽天モバイルですが、ロサンゼルスの空港に到着した直後からしっかり通信ができました。我が旦那のイエローモバイルの電波がなかなか安定しなかったので、現地の方と連絡するのにおだちゃんの携帯が役に立ちました。
その後も割と電波は安定しています。ただ屋内や海沿いなど時々電波が弱くなります。
おだちゃんは基本おうちで過ごしているので、そこまで外でデータを消費しないのですが、お出かけが多い時などは、2GB/月だとたまに足りなくなります。
その場合は1GB/500円でデータを買い足せるので購入しています。データは購入から30日間は有効なので、月をまたいでも繰越すことができます。
また便利なのが、楽天Linkのアプリを利用すれば日本との通話が無料でできる点です。家族などとは基本的にはLineを使っていますが、おじいちゃんおばあちゃんや、日本の銀行や会社などに電話をする際は重宝しています。
更に、日本の携帯番号もそのまま利用できるのも利点です。
例えば日本で登録した二重認証サービスのSMSコードなども同じ携帯で受信できます。おだちゃんはYahoo、Amazon、Facebook、Paypalの二重認証を日本の携帯の番号にしていたので、これらをそのまま使えるのは便利です。
次にFreeToneは広告が多いですが、通話品質も悪くありませんし、テキストも問題なく送受信できています。
通話の際はクレジットがもったいないので、おだちゃんは基本我が旦那の携帯電話を借りていますが、いざとなればアプリできちんと通話できます。
テキストによる認証については、ほとんどのアプリでできましたが、一部決済サービスなどの認証などに使えないことがあります。
〇認証できたもの(一部)
・Uberアプリ
・Lyftアプリ
・Targetアプリ
・Ralphsアプリ
・IKEAアプリ
・KuraSushiの予約システム
〇認証できなかったもの
・TicketMaster
・Venmo
まとめ
さて今回は日本の携帯キャリアのプラン(楽天モバイル)をそのまま利用し、アプリ(FreeTone)でアメリカの電話番号を入手する、という方法についてご紹介しました。
一部認証サービスに対応していないなど、メインの方法として利用するのは若干不安があるかもしれませんので、ご主人はアメリカまたは日本で正規のプランを契約し、奥さんはこうした方法を取る、というのがいいかもしれません。
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