Turbo Taxを使って初めてTax Returnしてみた話
こんにちは! 留学帯同妻おだちゃんです!
さて、今回はアメリカで働いていたら避けられない年に一度のイベント!
タックスリターン(Tax Return)に挑戦してみたので、その体験談をまとめてみたいと思います。
TurboTaxがとっても使いやすかったです(*^^*)
※あくまでおだちゃんの一例です
タックスリターン(Tax Return)とは
タックスリターンとは、日本でいういわゆる確定申告にあたるものです。
日本の会社員の場合、会社が年末調整してくれるので自分で手続きする必要はありませんが、アメリカでは個人でこの手続きを行う必要があります。
アメリカで会社員をしている場合は、予定納税で事前に多めに税金を納めている場合があるので、タックスリターンによってお金が返ってくる確率が高いようです。
だから「リターン」っていうのですね(*^^*)
なんかそう言ってもらった方がやる気が出る気がします(笑)
期限は毎年4月15日までに前年の1年分の申告を行います。
連邦及び州でそれぞれ申告する必要があります。
おだちゃんの場合
おだちゃんの収入源
さて、今回おだちゃんは以下のカテゴリーで米国内で収入を得ているので、タックスリターンに初参戦しました!
①スタバのアルバイトの収入
②オンライン講師の収入(個人事業主扱い)
③FXによる収入
使ったサービス:『Turbo Tax』
今回はいろいろ調べて使いやすそうだった『Turbo Tax』というオンラインサービスを利用したのでそれに沿って説明していきたいと思います。
結論、『Turbo Tax』はとても使いやすかったです!
主な利点は:
〇聞かれた質問に順番に答えていくとフォームを埋めてくれるので、だれでも簡単に利用できる!
〇疑問がわいたら?マークをクリックすると詳しい説明が別窓で開くのでとってもわかりやすい!
〇フォームの記入を基本は最後まで無料で進めることができる!
提出の段階でサービス料を支払うかどうか選択できるので、お試しするにも便利(*^^*)
といった感じ。
おだちゃんは
・J2ビザの妻
・複数の異なるタイプの収入源がある
ということで少し特殊なパターンだから大丈夫かな、と不安があったのですが、きちんとカバーされていました(*^^*)
登録は登録料20%オフになるこちらの紹介リンクからどうぞ!
Turbo Taxの登録方法
まずはTurbo TaxのサイトへGo!です。
おだちゃんの紹介リンクからだと20%オフになります!
まずは「Get Started」をクリック!
自分が当てはまる項目をクリックです。
「I have a job(received W2):仕事あり(W2フォームを取得)」
「I paid rent:家賃を支払っている」
「I'm a self-employed/ independent contractor:自営業・独立契約者」
などなど
項目を選択するとおすすめプランが表示されます。
「Self-Employed」を選択すると一番高いのが薦められますが、
とりあえず「Free Edition」から始めて後からプラン変更も可能です。
プランをクリックするとアカウント作成に進みます。
Eメール、User ID、パスワードを設定してアカウントを作ります。
その後電話番号あてに6桁のコードが届くのでそれを入力します。
これで登録は完了です。
Tax Return開始!
始めのセットアップ
無事に登録ができたら、聞かれたことに沿って答えていくだけで簡単に手続きを進められます。
始めはあなたのこと教えて~
氏名、生年月日、郵便番号の入力です。
ご丁寧に右下には「What if I'm not a US citizen?(米国市民じゃない場合はどうなるの??)」という項目があります。
これをクリックすると詳しい説明が別窓で開きます。
こんな感じでTurbo Taxでは疑問に思った内容が別窓でポップアップして
解説してくれるので、ちゃんと理解しながらフォームを埋められるのも良い部分です(*^^*)
この説明に、前項で説明した「Substantial Presence Test」による「税法上の居住者」にあたるかどうか、といった説明も詳しく書かれています。
ちなみにTurbo Taxでは米国市民と税法上の居住者のタックスリターンはできますが、非居住者についてはできません。
その場合は「Sprintax」を使ってね、とあります。
おだちゃんの旦那はJ1ビザで非居住者扱いになるので、もし収入がある場合はこちらのサービスを使ってタックスリターンを行う必要があります。
さてどんどん進めます。
『タックスの手続きについてどう思ってる~?』
『今年当てはまること教えて~』
『素晴らしいスタートを切れたねおだちゃん!
自分と配偶者の情報用意してね~』
『Tax Breakで節税できるからその情報も用意してね~』
『あとは規約とデータの共有の同意書にサインしてね!』
からの用意どーん!
『58分以内にタックスリターン完了できるかな~』
ちょっとゲーム感覚で楽しいです。
『あなたのこともうちょい教えてや~』
基本情報入力
このセクションで
・氏名
・住所
・ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)
・婚姻状況
・扶養状況
・配偶者の情報
などなど聞かれます。
一通り答えると「My Info」のセクション完了です。
確認画面が現れるので、編集もできます。
『よく頑張ってるじゃん!おだちゃん!』
とお褒めの言葉もいただける。
そしてちゃっかり有料プランを薦めてくる。
でも大丈夫!まだ無料でできるよ!
収入に関する情報の入力
続いては収入に関する情報を埋めていきます!
W-2フォーム(スタババイト)分
まずはW2フォームを発行してもらえる、バイト先の情報からです!
W2フォームに記載されている、「Employer ID」を入力します。
スタバはADPという収入管理サービスを利用しているので、
IDとか入れたらそのままW2の情報をインポートしてくれます。
楽ちんでよき。
その他の収入に関する情報の入力
W2フォームを無事にインポートできたら、つづいて他の収入に関する質問に答えていきます。
聞かれたことに「Yes」「No」「I'm not sure」で答えればOK
海外の銀行持ってますか?
おだちゃんは日本に口座をもってるので、これは「はい」ですね。
あとおだちゃんはオンライン講師をしていて、「個人事業主」扱いになるので、
「self-employment income」は「はい」になります。
ここでちゃんとやるには「Self-Employed」にアップグレードしなきゃだめよ!といわれます。
ここであきらめてアップグレードします・・・・ふぅ
ただアップグレードしても、提出の段階まではお金は請求されないので、
とりあえずアップグレードして記入を続けるのもありです。
収入がW2のみの場合は「Free Edition」のみでOKです(*^^*)
「いい選択だ。中断したところからつづけましょ!」
個人事業主関連の収入の入力
個人事業主の収入に関して以下のような質問に答えていきます。
・仕事の種類
・いつからその仕事を続けているのか。まだ続けているのか。
・支払いの方法(1099フォームを受け取っているか)
・稼いだ金額
・経費の記載
・仕事はアメリカ国内で行われたのか
・以前の雇用主のために働いているのか
これで個人事業主分の入力は完了です。
海外資産の情報の入力
続いては海外資産の情報について聞かれます。
アメリカ国外に口座を持っていて、2022年中に一瞬でも$10,000超えている場合は別途申告がひつようになります。
この申告はTurbo Tax上ではできないので、別途IRSに『FBAR』というフォームを提出する必要があります。
このフォームに関しては別記事で報告しますね(*^^*)
『その他の投資的収入はある?』
『海外の銀行について教えて~』
『海外銀行の合計残高$10,000一回でも超えた?』
『FBAR』フォーム出してくださいね~
Turbo Taxではサポートしてません!
この『FBAR』フォームの出し方についてはまた別記事で解説します。
FX収入分の入力
『その他の収入ありますか~?』
趣味による収入、個人資産の貸し出しによる収入等々何かあれば記入します。
おだちゃんは2022年FXでちょこっと設けたので申告しておきます。
FXによる収入は『Other reportable income』で申告します。
Descriptionのところに「Forex Trade」と記入して金額を記載します。
<参考>Solved: How do i report foreign exchange losses ?
Tax Break(控除)の入力
続いては『Tax Break』で控除の計算をします。
節税できる部分なので、申告できるものは全部申告しましょう!
『元気してる?』と様子を聞いてくれます。
Tax Breakのセクションでは以下の質問に答えます。
・予定納税しましたか?
・医療の出費はある?
・募金はした?
・家のローン払った?
・医療貯蓄口座はある?
・車の登録料払った?
その後
「Standard deduction」または「Itemized deduction」どちらにしますか?
ときかれます。
これは夫婦別々タックスリターンする場合は、夫婦でdeductionの種類をそろえる必要があります。
夫婦の合計で一番お得になるように選びましょう!
まれな状況(uncommon situation)についての確認
最後に「uncommon situation」(まれな状況)について確認をしましょう!
ここでは
・住み込みの乳母または家族従業員はいますか
・大統領選挙キャンペーンに$3を寄付しますか
・アイデンティティの盗難にあいましたか?
最終チェック
これで無事完了です。
最終チェックしましょう!
『連邦税はよさげ~』
『おだちゃんは$○○支払う必要がありますよ~』
具体的な計算を観ることもできます。
州税分の入力
続いて州税の申告をやりましょう!
これはさくっと終わりまっせ
州税は連邦税で申告した内容をそのまま利用できます。
その他州特有の税金に関する質問にいくつか答えれば完了です!
カリフォルニア州税の確認をします
良さげです!
いよいよお支払い
連邦税と州税両方一緒に提出しますか?
と聞いてきます。その場合は追加料金取られます。
が、もうこの時点で枯れてきてるので、追加料金で楽できるならよろしくだぜ!と迷わず支払います。
タックスリターン提出準備完了!
結局全部で2時間23分かかりました(;^_^A
マラソンみたい笑
最後に申告内容の最終確認をして提出します。
ここで初めて支払い画面が現れます。
微妙だな~と思ったらここでお金を払わずに止めることもできます。
おだちゃんは概ね満足したのでそのままTurbo Taxを利用して提出することにしました。
IRSでアカウントを作成するとそのまま電子提出できます(*^^*)
支払いはダイレクトデビット(口座引き落とし)、クレジットカード、小切手から選択できます。
支払いが厳しい場合は、「IRSに支払いプランをリクエスト」という選択もできます。
おだちゃんはダイレクトデビットを選択しました。
銀行の情報を入力すると指定日に引き落とししてもらえます。
そして無事に提出完了・・・・!!
頑張ったね!
提出後30分くらいで連邦政府および州政府にタックスリターンが受領されましたよ、とメールでお知らせが来ました。
連邦政府↓
州政府↓
納税分のお金は翌日には口座から引き落とされていました。
お金の徴収とかは早いのね(笑)
まとめ
さて今回はドキドキの初タックスリターンについてご説明しました!
今回の説明はあくまでおだちゃんの場合ですし、自分でやることに不安がある場合は税理士さんとかにお願いするのが良いかと思います。
ただ自分でチャレンジしたい!という方は『Turbo Tax』とっても使いやすかったのでお勧めです!
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