渡航レポート~その②搭乗準備~
こんにちは!留学帯同妻おだちゃんです(^▽^)/
無事に航空券もゲットできたので、続いて搭乗までの様々な準備についてお話したいと思います。
今回は特に新型コロナウイルス流行のさなかの留学ということで、事前のPCR検査などいくつか追加で準備しなければならないこともあったので、併せて記事にさせていただきます。
コロナ特有の要件については、日本航空(JAL)のホームページがとてもよくまとまっていてわかりやすかったので、こちらを参照すると良いと思います。
出発前3日以内の新型コロナウイルス検査
新型コロナウイルス検査の概要
飛行機の搭乗にあたり、渡航日の3日前以内に新型コロナウイルスの検査を受け、陰性証明書を発行する必要があります。(2021年7月時点)または、過去90日以内に新型コロナウイルスに感染し回復した、という証明を医療機関に発行してもらうことでも代用できます。
新型コロナウイルスの検査を受ける場合は、検査の検体の採取が渡航日の三日前以内である必要があります。また、これは現地への到着時間から3日前以内ではなく、日本を出発する日の3日前以内の検体となります。なので、例えば日本時間で7月30日搭乗であれば、7月27日以降の検体で検査してもらう必要があります。
フライトの出発時間とは関係なく、3日前以内であれば良いようです。(厳密にフライトの出発時間から72時間前でなくてもよい)
検査方法や、検体の採取方法は特に指定されていないので、検査の種類は、PCR検査、抗原検査とも可、検体採取も鼻咽頭拭い方式、唾液どちらでも大丈夫です。
また証明書はデジタルでも紙媒体でもどちらでも可となります。
詳しくはCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の発表している情報をこちらで確認してみてくださいね。
PCR検査vs抗原検査
PCR検査はウイルス自体を検出する検査で、抗原検査はコロナウイルスの生成するたんぱく質を検出する検査です。一般的にPCR検査の方が精度は高いですが、その分検査の値段が高く結果の判定に時間がかかる場合が多いです。逆に抗原検査は若干精度が下がりますが、結果の判定が比較的短時間で済み、安価な場合が多いようです。
また検体の採取方式は鼻咽頭拭いでは、鼻から10cm程度の綿棒が入ってくるので、少し痛みがあるようです。唾液は手軽に採取できる点が利点であり、最近では鼻咽頭拭いと精度はほぼ同等と言われています。
今回おだちゃん家は少し悩みましたが、精度が高いPCR検査を痛みの無い唾液の採取で行うことを選ぶことにしました。
医療機関の予約
検査方式を決めたら続いては医療機関の予約です!
検査には検体を事前に採取し郵送する方法と、医療機関に直接出向いて採取する方法があります。
郵送方式でも間に合うとは思うのですが、万が一郵送トラブルがあったら怖いな、と思い、医療機関に出向く方式で予約を取ることにしました。
ちなみに知人で、郵便局から検体を郵送しようとしたら、不活性化されたラベルが無いと発送できない、とひと悶着あったという話も聞きました。
医療機関は経済産業省と厚生労働省が共同で運営している、TeCOTというサイトから近所の医療機関を調べて予約しました。
登録するとサイトから直接予約できる場合もあるのですが、登録医療機関情報は登録をしなくても下記のサイトで見ることができるので、直接医療機関に問い合わせて予約をしても良いと思います。
おだちゃんは、PCR検査を病院で採取から検査まで行ってくれる最も家から近いクリニックを選んで予約をしました。また結果が早く来た方が安心だと思い、24時間以内に結果が出るクリニックを絞って探しました。出発直前はバタバタすると思うので、なるべく家から近いところを予約するのも大事かと思います。
陰性証明書の受け取り方法はデジタルと原本と選べましたが、原本の受け取りのために後日クリニックに行くのが面倒だったので、デジタルの受け取りを選択しました。
おだちゃんが検査を受けたところは、証明書発行代込みで23,000円でした!
おだちゃんと我が旦那分で46,000円也。高い!
普段ならば不要な出費なので、結構痛いですがコロナ中の留学なので仕方ないですね(-_-;)
抗原検査や検体の郵送を選択したら、もう少し安くすむとは思いますので、皆さんはいろいろ比較検討されてみてください。
検査当日
検査当日は渡航の際に使用するパスポートを持っていく必要があります。
陰性証明書にパスポート番号を記載してもらうためです。
また、検査結果に影響がでるので、検査の30分前以降は飲食を控えるように指示がありましたので、それに従いました。
予約時間になると、先生の部屋に通され、小さいチューブに2~3cc程度唾液を採取するよう言われます。
唾液って出せと言われても急に出せるものではないもので、少し苦戦しましたが、すっぱいものを想像して無事に規定量の唾液を採取しました。
検体を先生に渡したら検査は終了です。めっちゃ簡単!
検査結果
検査結果はその日のうちにメールで届きました。
無事に陰性だったということで、陰性証明書を無事ゲットです。
デジタルで良いということでしたが、念のため2部ずつ印刷をして空港に持参することにしました。
空港では当日印刷したものを見せて無事に搭乗手続きができました(*‘∀‘)
その他のコロナ特有の対応
宣誓書の記入
これもコロナ特有の対応となりますが、アメリカの渡航にあたり、ちゃんと新型コロナの陰性証明、または罹患して回復したことを証明する書類を提出しますよ、という宣誓書を記入する必要があります。
こちらにフォームがあるので、事前に印刷をして記入して空港に持参しましょう!
記入し忘れても空港で用意してあるとは思いますが、事前に用意しておく方がスムーズだと思います。
またチェックインの際にこのフォームは提出して手元には残らないので、必須ではないですが念のため二部用意しておくといいと思います。
電子フォームの提出(ロサンゼルス市に渡航する場合のみ)
これはロサンゼルス市に渡航する場合のみ対応となりますが、カリフォルニア州の渡航勧告を読み、理解しました、ということを申告する電子フォームを提出する必要があります。これは16歳以上の旅行者すべてに課せられるもので、空港への到着までに完了していない場合500ドルの罰金が科せられます。
ワクチンの接種完了の有無によって条件は変わりますが、入国前に新型コロナウイルスのテストを受けること、入国後に症状を自分で観察すること、10日間自主隔離すること、等が条件づけられており、フォームを提出することでそれに同意したことになります。
フォームに記入する項目自体はいたってシンプルで、氏名、メールアドレス、電話番号、および渡航方法を記入して数字の羅列を入力したら完了です。
ちなみに入力後は特にメールに完了通知がくるでもなく、入力したことを証明するすべが無いので、おだちゃんは念のため入力完了のスクショを取っておきました。(結局使うことはなかったですが)
荷物の郵送
おだちゃん家では今回追加料金も支払って計7個のスーツケースを持参することにしました。というのも、渡米後しばらくは自主隔離もありますし、当面必要なものはなるべく持参していこうと思ったため気づけば大量のスーツケースになってしまったのです。
さすがに7個のスーツケースを当日持参するのはつらいので、事前に5個郵送することにしました。
ここで頼れるのがクロネコヤマトさんの空港宅急便です。
クロネコメンバーに登録して事前にオンラインで発送情報を入力しておくと、集荷当日に伝票記入の必要もなく、クロネコメンバー割引価格で発送ができるので便利です(^▽^)
140サイズのスーツケース2つと160サイズのスーツケース3つ発送しましたが、11,000円程度で発送できました。WAONやlinePayなどの電子決済サービスも利用できるのでとても便利です^^
集荷の締め切りは2日前まで(場所によっては3日前)ですが、おだちゃんはオリンピック期間で配送の遅れが見込まれる時期だったこともあり、念のため3日前に発送しました。
発送した荷物は、搭乗日当日に空港の受け取りカウンターで受け取ることができます。
事前のオンラインチェックインとE-ticketの印刷
これはマストではないですが、やっておいた方が空港でのチェックインがスムーズかと思います。特に事前のオンラインチェックインは当日カウンターで並ぶ必要がなくなるのでとても便利です。通常はオンラインチェックイン済の搭乗客向けに、荷物だけ預ける専用カウンターが別途設置されており、早めに手続きを終えることができます。
ただコロナの中で、搭乗客もさほど多くないと思うので、事前のオンラインチェックインをしても、当日チェックインでも多くの航空会社でそこまで時間は変わらないと思います。実際おだちゃんが搭乗したシンガポール空港では、オンラインチェックイン済の搭乗客専用のカウンターは設置されていなかったので、通常の列に並ぶ必要がありました。
というかそもそもなぜかシステムエラーでオンラインチェックインができなかったのでそもそもチェックインの行列に並ぶしかありませんでした。
ただ、航空券を予約した際にメールなどで送られてくるE-ticketまたは予約確認証は印刷して持っていくと何かの際に予約の証明になるので良いと思います。通常はパスポートだけ見せれば大丈夫ですが、自分で予約情報の確認もできるので一応持っておくと良いかと思います。
まとめ
以上搭乗前の準備についてご説明しました。
今回はコロナ特有の対応もあったので、通常よりやることが沢山ありました。入国の要件などは変更となることもあると思うので、最新の情報は航空会社のHPや渡航先の政府の発表する情報を確認することをお勧めします。
次回はいよいよ搭乗レポートです!
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