おだちゃんの留学妻日記

ロサンゼルスに留学することになった夫に帯同する専業主婦の徒然なる日記です

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外国送金の検討②~プレスティアを利用した送金~

こんにちは!留学帯同妻おだちゃんです!

今回は前回に引き続き、外国送金についてお話します。

前回の記事はこちら↓

hikkoshi-odachan.hatenablog.com

渡米に向けた準備:ビザ関連はこちら↓

hikkoshi-odachan.hatenablog.com

渡米に向けた準備:保険関連はこちら↓

hikkoshi-odachan.hatenablog.com

渡米に向けた準備:携帯電話はこちら↓

hikkoshi-odachan.hatenablog.com

 

おだちゃん家では結論として、

①日本にいる間:セントラル短資FXで外貨へ両替プレスティア銀行(本記事で紹介)ユニオンバンク

②渡米後:三菱UFJユニオンバンク

③渡米後:Wiseユニオンバンク

の三本立てで基本的に送金することとしました。

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今回はSMBC信託銀行プレスティアを開設するに至った経緯や利点などを説明したい思います。

 

 

SMBC信託銀行プレスティアとは

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https://www.smbctb.co.jp/

今回外国送金にあたり、SMBC信託銀行プレスティア(以下プレスティア)を口座を開設しました。

プレスティアというのはあまり聞きなれないかもしれませんが、三井住友系の銀行です。シティバンク銀行アメリカのシティグループの傘下の日本法人)のリテールバンク事業を統合しており、以前シティバンクがあった場所にプレスティアの支店があったりします。

外資がルーツにあることもあり、海外利用で便利なサービスが沢山あったので今回プレスティアの開設にいたりました。

 

プレスティアの利点

GLOBAL PASSが便利!

プレスティアにはGLOBAL PASSというサービスがあります。

www.smbctb.co.jp

これは要はデビット機能つきのキャッシュカードなのですが、利点としては、マルチマネー口座という外貨口座に外貨を入れておけば、そのまま外貨を引き落とす形で海外でもお買い物ができるということです。

つまり米ドルを口座に入れておけば、為替手数料など取られることなくそのままアメリカ国内で米ドル建てでお買い物ができるのです。

普通にクレジットカードなどでお買い物した場合、クレジットカード会社のちょっとお高めの為替手数料+カード会社の事務処理手数料が上乗せされて決済されるので、少し損してしまいます。

FX会社を利用してお得に両替した外貨をプレスティアのマルチマネー口座に入れておけば、手数料なしで海外でもデビットカードとして利用できるので、かなり良いサービスだと思います!

そして家族カードも作れるので、我が旦那がいなくてもおだちゃん一人でアメリカでお買い物できます!

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GLOBAL PASS(引用元:https://www.smbctb.co.jp/product/globalpass/

ただし、口座に外貨が残っていない場合、円建て口座からクレジットと同様な手数料で引き落とされてしまうので注意です。これは「外貨フルバック」というサービスに申し込んでいなければ採用されないので、不安な場合はこのサービスには申し込まない方が良いと思います。

また、海外で現金が必要となった場合は海外ATMから無料で引き出すことも可能です。

これもうれしいサービスです。

※別途ATMオーナーが手数料を徴収する場合もあります

ちなみに類似のサービスはソニー銀行Sony Bank WALLETというサービスで提供されているので、こちらも見てみても良いかと思います。

Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)|ソニー銀行(ネット銀行)

このGlobal Passカード、おだちゃんはアメリカ国内のショッピングモールで利用してみましたが、普通に決済できました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

後程ウェブ上で取引履歴で確認すると、しっかりドル口座から利用分が引き落とされていました。

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プレスティアオンラインの取引履歴画面

きちんと取引内容に「GLOBAL PASS SHOPPING」と書かれ、出金額が記載されています。

海外大学院留学サポートプログラムがお得!

実はプレスティアでは海外大学院留学生向けに特典プログラムを行っています。これがおだちゃん家がプレスティアを利用しようと決めた最大の要因です。

www.smbctb.co.jp

ビジネススクールロースクール、メディカルスクールなどの海外大学院に留学する人向けなのですが、以下のような特典があります。

海外ATM手数料完全無料

GLOBAL PASSを利用した海外ATMの利用料は元々無料なのですが、別途ATMオーナーが手数料を徴収している場合があり、その場合は本来はその手数料は利用者で負担しなくてはいけません。ところがこのプログラムに参加していると、そのオーナー手数料も後から返金してくれるのです!ありがたいですね!

海外送金手数料無料

プレスティアでは海外送金をする場合、テレフォンバンキングの場合7000円、オンラインバンキングの場合3500円の手数料がかかります。これが完全無料となるのです。

口座維持手数料無料

プレスティアでは一定の条件を満たさないと口座維持手数料が毎月2200円かかります。これまた条件を満たしていなくても手数料が不要となるのです。

 

その他(大学院留学ならどのプログラムでも申し込めるかも!?)

このほか国内ATM手数料無料、国内振り込み手数料割引などの特典が用意されています。

また、ビジネススクールロースクール、メディカルスクールに限定されているような書き方がされていますが、問い合わせてみたところこれらのスクールに該当しない大学院に留学予定の我が旦那もプログラムの対象となる、とのことでした。ご自身のプログラムが該当でなくても大学院留学であれば対象になる可能性があるので、聞いてみる価値はあると思います。

また、この特典は利用開始から3年間のみ有効なのでその点は要注意です。通常大学院プログラムは1~2年で完了する場合が多いので、留学の期間のみ利用であれば、問題ないと思いますが、3年以上の留学の場合は期間をしっかり考えて申し込んだ方が良いと思います。

 

プレスティアの口座開設手続き

プレスティアの口座はインターネットでもできるのですが、海外大学院留学サポートプログラムを利用したい旨を伝えたところ、直接支店で手続きが必要、とのことだったので、今回は大手町の支店に赴きました。おだちゃんと我が旦那二人で向かい、旦那名義の口座を開設しました。

 

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持ち物は以下の3点です↓

・本人確認書類(マイナンバーカード等)

・印鑑(サインを登録する場合は不要)

・海外大学院への留学を証明するもの(入学許可証など)

 

朝一で向かうとお客さんは誰もおらず、すぐに案内していただきました。

ブースで座りながら、口座の説明などを受け、必要書類に記入をし、全部で1時間くらいで開設ができました。

口座の開設時にしっかりGLOBAL PASSの申し込み、円建て口座外貨建て口座の両方の申し込みも行います。

途中で担当の方が「上席に決裁をもらってきます」と席をたったのがなんだかお役所的でした。この決裁のため割と長い時間待たされたので、上席に詳細を詰められたりしてたのかな・・・と想像しながら待っていました。

 

無事に口座を開設して帰宅したおだちゃんたちでしたが、帰宅後重大なミスに気づきます!

そう!せっかく二人で行ったのに、おだちゃんの分の家族カード作るの忘れた!

おっちょこちょいですね。なんのために二人で行ったのか・・・。

でも申込時に家族カードの説明やおすすめが無かったのでついスルーしてしまったんですよね。少しくらい提案してくれても良かったのでは・・・と人のせいにするおだちゃん。はい。すみません。自分たちの不注意ですね。

 

帰宅後慌ててカスタマーセンターに電話をして、家族カード発行の手続きを行います。

口座の名義本人でないと手続きができないので、我が旦那に電話してもらいます。

 

電話をしてから1週間くらいでGLOBAL PASS家族カードの申込書が送られてきました。

おだちゃんの氏名や暗証番号等の必要情報を記入して返送します。

 

ここでまたトラブル発生!

カード発行までには7,8日かかる、ということだったのですが、一向にカードが来ないので再度問い合わせしてみました。

そうしたら、おだちゃんの身分証明書の確認が必要なので、コピーを同封して再送してほしいということでした。

身分証明書のコピーが必要なら初めから言ってよ!って思って再度申込書を確認したところ、最後のページにちらっと書いてありました。

いや、しっかり確認しなかったおだちゃんが悪いですが、ちょっとわかりづらいところに記載があったので、もう少し親切だといいな、と思いました。

 

おかげで家族カードゲットまで予定よりも大幅に時間がかかってしまいました。

ちなみに我が旦那のGLOBAL PASSのカードは銀行開設と同時に申し込んだので、開設から1週間程度で届きました。

 

基本的にはスムーズでしたが、

・家族カードの提案が口座開設時になかった

・申込書必要書類の記載がわかりづらく、本人確認書類の同封が必要ということがわかりづらかった

・電話するまで書類の不備について教えてもらえなかった

というところが不満点です。

 

プレスティアオンラインの登録

プレスティアオンラインというのは、プレスティアのオンラインバンキングサービスのことです。残高の確認、送金などの手続きをすべてオンラインで行うことができます。

渡米後もオンラインで振り込みや海外送金ができると便利なので、こちらのサービスは利用すると良いと思います。

登録は口座を開設後こちらのページからオンラインでできます。

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画面右側の「初めてご利用の方」の「ユーザー登録へ」のボタンをクリックし、必要事項を入力していくとすぐに使えるようになります。

ワンタイムパスワードサービスへの申し込み

プレスティアオンラインの申し込みと一緒にしておくと良いのは、ワンタイムパスワードサービスへの申し込みです。

これは、小さなタイマーのようなワンタイムパスワードカード上に、取引のたびに一度切の使い捨てのパスワードが表示され、そのパスワードをオンライン上で入力することで取引が安全に行えるサービスとなります。

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ワンタイムパスワードカードのイメージ

こちらを持っていると、通常電話や窓口、または郵送での手続きが必要な、住所変更、海外送金登録申し込み、事前に振込先が登録されていない振込先への振り込み(都度振り込み)ができるようになるので、とても便利です。

詳しくはこちらに記載れているので、ご確認ください。申し込み後は、2~3営業日程度でワンタイムパスワードカード自体は郵送されるようです。

注意点としては、このサービスは渡米後利用できなくなります。このためおだちゃん家ではそもそも申し込みをしませんでした。

ただ、日本に滞在中でも住所変更や海外送金登録申し込みをする機会があったので、国内にいる間だけでも使うために申し込んでおいても良かったな、と思いました。

海外送金登録

さて、なんとか口座の開設も完了し、GLOBAL PASSカードの手続きも完了し、プレスティアオンラインの登録も完了しました。

続いて海外送金をするにあたり、送金先の登録をしなくてはなりません。

おだちゃんたちは、この送金先の登録もややてこずり、数週間ロスしてしましました。

もし送金先が最初から分かっているのであれば、口座開設時に一緒に登録してしまうのがスムーズかと思います。

おだちゃん家ではプレスティア開設時点で送金先の情報がまだわかっていない状況だったので、郵送で何度か書類の往復やり取りをする羽目になりました。

海外送金先の登録用紙の入手方法

海外送金先の登録用紙は口座開設時に銀行でもらえましたが、それが無くても、こちらからダウンロードできます。

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「お申込み・各種変更」のセクションから「海外送金先(円建て含む)の登録・削除」を選択

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「海外送金登録・削除申込書」を選択

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記入例にならって、申込書へ記入

口座開設時にもらった申込書またはオンライン上でダウンロードしたPDFに必要事項を記入して、郵送すると海外送金の登録ができます。

また、電話で申込書を郵送してもらうこともできます。

プレスティアオンラインというオンラインバンキングサービスでトークンを申し込んでおくと、オンライン上でも送金先の登録・削除ができるようになります。これが一番簡単かもしれません。トークンはオンライン上で申し込むと2~3営業日で登録住所に郵送されてくるようです。

ただしオンラインのトークンは海外では利用できなくなるので要注意です!海外に渡航後に送金先の登録・削除をする場合は、オンラインで入手した申込書を国際郵便で郵送する形になるかと思います。

送金先となるアメリカの口座情報を入手したら、こちらの申込書は簡単に記入できるかと思います。

アメリカの口座はユニオンバンクを利用しました。こちらは日本国内からでも開設できる唯一のアメリカ口座となります。詳細については、また次の記事でお話しますね(*´ω`)

住所未定時の受取人住所の記入について

申込書記入の際、おだちゃん家で少しひっかかったのは、「受取人住所」の欄です。おだちゃん家では大学の家族寮への入居を申し込んでいたのですが、渡米直前まで入居の可否がわかりませんでした。そのため、アメリカでの住所が不明だったため、申込用紙の「受取人住所」の欄が記入できませんでした。

問い合わせをしたところ、アメリカでの会社の住所でも良い、と言われたのですが、我が旦那は留学生なので会社の住所なんてものは存在しません。なので、仕方なく大学院のプログラム先の住所を使わせてもらいました。

ちゃんと登録、送金ができるか少し不安だったのですが、結果的には普通に登録も送金もできました!

登録先の住所に何らかの書類が送られてくる、ということもなさそうなので、住所が決まるまではこのままでもよさそうです。

申込書郵送時の注意点

申込書を国内から郵送する際は、マイナンバーの通知を行う必要があります。

おだちゃんたちは口座開設時にマイナンバーカードのコピーをすでに取られていたので、愚かにも「同封する必要ないだろう」、と勝手に思い込み、申込書だけで郵送をしました。

その結果1週間くらいしてから、見事にマイナンバーの通知を行ってください、と催促の連絡が来ました。というか時間がかかっていたのでこちらから問い合わせたところ、書類の不備がある点を伝えられました。

マイナンバーの通知関係の情報はこちらにあるのでご参照ください。

個人番号・法人番号通知届出書」という書類に記入し、マイナンバーカードのコピーとともに郵送する必要があります。

書類をそろえて、今度こそ完璧!と郵送したのですが、またしばらく音沙汰が無く、再度電話をかけてみると、住所の欄に不備があった、とのこと(´;ω;`)ウゥゥ

もう書簡の往復にも嫌気がさしたので、結局窓口に突撃することにしました。

窓口に行くと、必要書類の記入・確認をその場でちゃちゃっとしていただき、マイナンバーの通知から海外送金登録まであっという間に手続きが完了しました。

きちんと書類を揃えて郵送で一発でいければ一番良いのですが、時間が無い場合や手続きに不安がある場合は窓口に行くのが確実そうです。

海外送金先登録情報の確認

海外送金先の登録は、申込書の提出から1週間ほどかかります。登録が完了すると、特段完了通知などは送られてこず、プレスティアオンライン上で確認できるようになります。↓

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振込先リストの画面

「送金・振込・振替」のタブから「振込・送金先リスト」を選択すると送金先一覧を確認できます。今回は海外口座を登録したので、海外のタブを見てみます。
きちんと「UNION BANK」の口座情報が登録されています。謎に「KESSAI CHOUSEIGUCHI」と記載がありますが、これは気にしなくて良いようです。

まとめ

さて今回は海外送金に便利なSMBC信託銀行プレスティアの開設から海外送金先登録の手順までのお話をしました。

おだちゃんは書類の不備などで結構時間をロスしてしまったので、事前にしっかり確認して書類を提出する、または不安であれば窓口で手続きをするようにするとスムーズに進められると思います。何より時間のロスを見越して早めに開設手続きを進めるのが良いと思います。

次回は日本から開設できるアメリカの銀行口座、ユニオンバンクのお話をしたいと思います!

 

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