おだちゃんの留学妻日記

ロサンゼルスに留学することになった夫に帯同する専業主婦の徒然なる日記です

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アメリカで車の事故にあった話~事故の概要と対応~

こんにちは!留学帯同妻おだちゃんです!

アメリカで車を運転していた際に、とても残念なことに事故にあってしまったため、今回はその体験談をお届けしたいと思います。

概要としては、

・トラックとおだちゃんの乗用車との接触事故

けが人はなし

・おだちゃんの車にへこみができた

という感じになります。

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※イメージ

事故の経緯

今回おだちゃんはお友達二人を乗せて、一般道を運転していました。

数車線ある道路の一番右車線を運転していたところ、ひとつ左の車線にトラックが並走してきました。

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おだちゃんの車の隣を並走するトラック

トラックというか、正確には、コンクリートなどを積んでいるミキサー車(下図のような車)でした。が、わかりづらいので以下トラックとします。

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ミキサー車(※イメージ)

このミキサー車あらためトラックが、おだちゃんが直進している車線側に車線変更をしようとしてきました。

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車線変更しようとするトラック

その際に、ちょうどおだちゃんの乗用車がトラックの死角に入っており、車線変更に巻き込まれる形で接触されてしまいました。

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車線変更後におだちゃんカーに接触するトラック

トラックのドア付近には助手席に上るためのステップがついていました。このステップがおだちゃんカーの車体左側に接触したようで、左ミラーが「ガコッ!」と外側に曲げられました。

そのままそのステップの部分がおだちゃんカーの左前方部分を「ずずっ」と擦った感じです。

 

車内からミラーが曲がったことはすぐわかったのですが、そこまで大きな衝撃は無く、はじめは衝突されたとは分からないくらいでした。

すぐに路肩の安全な場所に車を停車させました。相手のドライバーもすぐに停まり、車から降りてきてくれました。

幸い、こちらも相手もケガはなく、車も走行可能な状態でした。

 

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はじめに曲げられたミラーは少しの傷で済みました

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車体の左前方部は擦った傷とへこみができてしまいました



事故直後の対応

まず、事故直後は下記のような流れで対応しました。

 

安全な路肩に車を寄せる

この際ハザードランプを点灯させます。

 

ドライバーと連絡先等の情報交換

以下の三点をお互いに交換し、携帯カメラで撮影

・運転免許証

・車両登録証

・車両保険証

 

事故状況の撮影

・自分の車両の状態、全体像、衝突部の撮影

・相手の車の状態、全体像、ライセンスプレート、衝突部の撮影

・事故現場の撮影

・他破損したもの(標識や縁石など)があれば撮影(今回はありませんでした)

 

④自分の保険会社に事故の報告

今回はその場で行いましたが、相手方の情報を一通りもらっていれば、落ち着いてからでも良いようです。

保険会社には、以下のようなことを聞かれました。

事故の状況

事故の発生場所

自身の保険・車の情報(契約者名、保険証番号、代理店名、免許証番号、車種、生年月日、住所、電話番号など)

相手の情報(氏名、会社、免許証番号、車両保険情報、車種、電話番号など)

 

⑤その他

怪我人が出た場合は救急車を呼ぶことを優先します。

その場合や大きな事故の場合は、警察を呼ぶ必要があります。

今回は幸い軽い接触事故だったので、警察は呼びませんでした。(保険会社の人にも確認しました)

また、もし目撃者がいれば、その人の連絡先ももらっておくと良いようです。

 

 

事故の際の対応については、以下のサイト様などを参考にしました。

uguisu.skr.jp

www.ecodriveautosales.com

 

帰宅後の対応

とりあえず事故現場でできることは一通り終えたので、一旦帰宅。

帰宅後は、契約している東京海上日動の代理店の担当者にメールをしました。

担当は日本人の方なので、日本語で以下の内容をメールで送ります。

・事故の状況

相手の情報

撮影した写真

ドライブレコーダーの事故発生時のデータ

ドライバーとのやり取りの音声データ(※相手の同意を取っていなかったので参考用)

 

特にドライブレコーダーには、相手のトラックが確認不足でこちらに車線変更してきている様子がばっちり映っていたので、有力な証拠になったかと思います。

保険会社の方にも、「ドラレコのビデオがあって良かったです」と後々言われました。

ドライブレコーダーの重要性を痛感しました。

 

翌日以降の対応

事故の翌日、東京海上日動の事故処理の担当の方より電話があり、再度事故の詳細を聞かれるとともに、今後の対応などについて、相談に乗っていただきました。

事故処理担当の方も日本人の方で、日本語でいろいろやり取りできたのがとても助かりました。

その後の対応は以下のような感じです。

 

①車の修理工場の決定

②代車の手配

③車を指定の修理工場へもっていく

④DMVへの報告

 

①車の修理工場の決定

車の修理工場は保険会社指定の場合もあるそうですが、今回はおだちゃんたちで決められました。

もともとおだちゃん家の車はエコドライブという日系中古車ディーラーで購入していたので、修理もこちらでやっていただくことにしました。

購入後何度かメンテナンス等でお世話になっていましたし、車の保険会社も元々エコドライブを通じて契約していたので、話はスムーズに進みました。

翌週修理持込をするということで予約をとりました。

 

ちなみに車を購入した時の話はこちら↓

hikkoshi-odachan.hatenablog.com

 

②代車の手配

代車は一日$50まで出る保険に入っていたので、修理をしている間レンタカーをすることにしました。

ダイレクトビルという、保険会社とレンタカー会社の間だけで料金のやり取りをしてくれるレンタカー会社を2社紹介してもらいました。もちろん立て替えは不要です。

 

EnterpriseHertzという2社だったのですが、エコドライブの担当の方が「近くのEnterpriseを利用するお客さんが多いよ」とおっしゃっていたので、Enterpriseと契約することにしました。

ただこちらのEnterprise、Googleの口コミは悪くなさそうなのですが、保険会社の担当者によると「セールスがひどい」という話だったので嫌な予感もしていました。

結論としては、しれっと高いプランを組み込んでくる油断ならない会社で、交渉が不得手な場合はおすすめできません

でもあまり自分で乗らないようなオープンカーみたいなかっこいい車を揃えているので、変わった車に乗ってみたい方にはいいかもしれません。

保険会社を通じたレンタカーの手配とEnterpriseの詳細については別記事(↓)でお話します。

hikkoshi-odachan.hatenablog.com

 

 

③車を指定の修理工場へもっていく

レンタカーをゲットしたので、負傷中のおだちゃんカーを修理工場のエコドライブに連れていきます。

 

今回は、行きはおだちゃんカーでレンタカー会社に向かい、レンタルした車を我が旦那が、修理するおだちゃんカーをおだちゃんが運転してエコドライブに向かいました。

 

レンタカー会社でひと悶着あったので、エコドライブに到着するとちょっとホッとしてしまいました。

エコドライブでは担当の方が車の状態を確認してくださり、後日見積を送ります、と言われました。

修理の見積もりの際には、東京海上日動の査定員が同席して見積もりをとります。

おだちゃんは同席の必要はなかったので、車だけ預けてそのまま帰宅しました。

 

DMVへの報告(SR-1)

さて、一通り車の対応は終わりましたが、最後にDMVへの報告をしなくてはいけません。

事故が起きた際に、怪我人が出た場合や損害額が$1,000以上となる場合は、SR-1という事故報告のフォームを提出する必要があります。

報告は事故発生から10日以内にしなくてはなりません。

フォームはオンラインで提出できます。

印刷して郵送でも提出できますが、処理に時間がかかるため、オンラインフォームの方が簡単かと思います。(↓)

www.dmv.ca.gov

 

紙のフォームも同じページでゲットできます。

SR-1フォームの提出方法は別記事(↓)で詳しく解説しますね(*^^*)

 

hikkoshi-odachan.hatenablog.com

 

 

保険について

自分・相手どちらの保険を使うか

保険についてですが、修理費の請求を自分の保険または相手の保険どちらでも行うことができます。

今回は完全に相手の過失での事故だったので、相手の保険でやってもらうことも考えたのですが、保険会社の担当者の方にもお話を伺い、おだちゃんは自分たちの保険を使うことにしました。

理由は

①相手の保険会社経由だと、過失の認定を行ってから出ないと対応できないため、修理が遅くなる可能性がある

②相手の保険会社に日本語を話せる担当者が居ないかもしれないので、英語ですべて交渉しなくてはならない

からです。

 

一応自分の保険の担当者に、自分の保険を使っても翌年度以降の保険料に影響がないか確認もしました。

担当者曰く、50%以上の過失がこちらに無い場合は保険料に影響はない、とのことでした。

このため安心して自分の保険を使用することにしました。

 

免責分の支払いについて

今回おだちゃんたちが入っていた保険は$500の免責がありました。

つまり、$500以上の修理費用については、保険会社が支払ってくれますが、$500は自分たちで負担しなくてはいけない、という内容になります。

ただし、この免責分は事故相手が過失を認めた場合、相手の保険会社によってカバーされます。

ただ、過失の認定に時間がかかる場合は、一旦おだちゃんたちで立て替えなくてはいけません。

今回は幸い、証拠もそろっていましたし、相手も早々に過失を認めてくれたので、立て替えはせずに済みました。

 

保険会社の対応について

おだちゃんたちは東京海上日動アメリカの自動車保険に加入していました。

対応としては全体的にとても満足しています。

はじめの事故報告の際は営業時間外だったこともあり、やや手間取りましたが、その後は日本人担当者が迅速に対応してくれました。

事故の発生翌日には担当から連絡があり、レンタカーの手配修理工場とのやり取り先方の保険会社とのやり取りもスピーディーにやって頂きました。

電話やメールで細やかにフォローもしていただけたので、安心して事故後の対応ができました。

 

また今回は相手の保険会社もたまたま某日系の保険会社だったので、よりスムーズに話が進んだのもあるかと思います。

東京海上日動の担当曰く、「日系の保険会社は対応がスピーディ」だそうです。

 

車を購入したエコドライブに紹介してもらった保険だったので、修理の手配などもスムーズに行えました。

事故や慣れない手続きのストレスもあるので、日本語でやり取りができる、というだけで価値はあると思いますし、日系の保険会社はおすすめです!

 

修理費用について

おだちゃんカーを修理工場に持ち込んだ翌日、保険会社より修理費用の見積もりが届きました。

その費用なんと

約2800ドル!

保険に入っていなかったら・・・と思うとぞっとしますね。

このうち$500は免責分になるので、本来はこちらの負担ですが、相手が過失を認めたので相手の保険会社から支払われます。

左側のミラー、ホイール、フェンダーパネルは全て新しいものに交換になりました。

内訳としては、

パーツ代約$900

工賃約$1,500

その他手数料税など約$500

という感じです。

 

年間の保険料が約$1,800なので、誤解を招きかねない言い方ですが、一度事故ると元が取れるのですね・・・・・

もっと大きな事故や死傷者が出た場合などは更なる損害額となると思うので、本当に保険はしっかり入っておかないといけないですね。

 

感想・反省点

事故の対応などは、万が一のために事前に調べてはあったのですが、いざとなると結構テンパってしまうものです。

今回は同乗していた友人が、対応をさっと調べてくれて、英語で相手のドライバーともやり取りをしたり、車体の撮影などもしてくれたので、本当に助かりました。

また機転を利かせて、音声の録音もしていてくれました。本当にありがたすぎて頭が下がります・・・。

(※録音する際は相手の同意を取らなくてはいけないようで、この録音データは参考用になりましたが、いずれにしてもありがたいです。。。!)

一人で運転している時だったらもっとあたふたしてしまっていたと思います。

本当に感謝です(´;ω;`)

 

また、保険会社への連絡については日系の保険会社である東京海上日動アメリを契約していたのですが、時間外で英語の通じる人しかいなかったので、全部英語でやるのが結構しんどかったです(;´・ω・)

特にアルファベットは電話越しだとなかなか聞き取ってもらえず、「VじゃなくてBです!BarbaraのBです!」みたいなことを何回言ったことか・・・

もし可能であれば、少し待ってからでもよいと思うので、日本語わかる人がいる時間に報告した方がスムーズかもしれません。

そしておだちゃん自身の情報もめっちゃ細かく聞かれたのがちょっと不服・・・

少なくともおだちゃんの情報は保険証番号が分かれば、データベースとかで見れると思うので、契約情報そっちで見れないの・・?、とちょっとモヤっとしました。

 

そして何より、やはりドライブレコーダーの映像が決め手となったので、設置はとても大事だと思いました。

少し値は張るかもしれませんが、万が一のために設置することをお勧めします。

 

まとめ

さて、今回は残念なことにアメリカで事故にあってしまったお話をしました。

教訓としては、

トラックなどの大きな車両の近くを走行するときは特に気を付ける

ドライブレコーダーはとっても大事

日系の保険会社はおすすめ

の三点です。

大事にいたらなくて本当によかったですが、運転をする際は益々気を付けていかなくてはいけないな、と思いました。

 

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